【大分】現職の警察官が検視で訪れたアパートから現金や貴金属を盗み逮捕、お金はボートレースで使い果たす。「借金があった。」ギャンブル・事件・窃盗

他人名義のキャッシュカードでＡＴＭから計１００万円を引き出したとして、大分県警は３日、窃盗の疑いで同県警別府署地域課の巡査、伊藤巧打容疑者（２４）＝同県別府市＝を逮捕した。

県警は「深くおわび申し上げる。再発防止に向け指導を徹底する」との脇一朗首席監察官のコメントを発表する一方、捜査に支障が出るとの理由で、カードの入手方法や容疑者特定に至った経緯、供述などの詳細を明らかにしなかった。

逮捕容疑は１月３０日午前、別府市内の金融機関のＡＴＭから、他人のキャッシュカードで２回にわたって５０万円ずつを引き出して盗んだとしている。

県警によると、２月１日にカードの名義人の親族が別府署を訪れ、身に覚えのない出金があると相談した。伊藤容疑者は昨年３月から同署で勤務している。

(引用元：警察官逮捕　他人名義のカードで１００万円引き出した疑い)

大分県警は２４日、病死した７０代女性の検視業務で訪れた同県別府市のアパートから鍵を持ち去り、再び侵入し現金６万５千円や貴金属５５万円相当などを盗んだとして、窃盗などの疑いで県警別府署の地域課巡査、伊藤巧打容疑者（２４）＝同県別府市＝を再逮捕した。容疑を認め「借金があった」と供述している。

女性のキャッシュカードを使い現金を引き出した疑いで逮捕されていた。大分地検は２４日、計２００万円を引き出したとする窃盗罪で起訴した。

県警によると、女性は１人暮らしで、１月２０日に亡くなっているのが見つかった。計８人で検視し、伊藤被告は現場保存などを担当。キャッシュカードがなくなり、現金の引き出しに気付いた親族が県警に相談した。

県警は「警察官としてあるまじき行為で県民に深くおわび申し上げる」とコメントを発表した。

(引用元：病死女性宅で窃盗容疑　検視の巡査再逮捕、大分)

勤務中に盗んだ鍵を使って、キャッシュカードや財布などを盗んだとして、逮捕・起訴された別府警察署の巡査について、大分県警察本部は１６日付けで懲戒免職の処分にしました。

懲戒免職の処分を受けたのは、別府警察署地域課の伊藤巧打巡査（２４）です。

起訴状などによりますと巡査はことし１月、別府市内のアパートで亡くなっていた女性の死因などを調べるため部屋を訪れた際、部屋の鍵などが入ったキーケースを盗み、その後２回にわたって盗んだ鍵を使って部屋に侵入し、キャッシュカードや財布などを盗んだとして、窃盗などの罪で起訴されました。

警察によりますとこれまでの調べに対し、「当時、借金があった」と供述しているということです。

これを受けて、大分県警察本部は「警察の信用を失墜させた」として巡査を１６日付けで懲戒免職の処分にしました。

県警察本部の萩尾伸司首席監察官は「県民の皆様に深くおわび申し上げます。事案を重く受け止め、職員に対する職務倫理教養を徹底し、再発防止に取り組んでまいります」とコメントしています。

(引用元：盗んだ鍵を使って窃盗罪で起訴の警察官 県警が懲戒免職処分)

窃盗などの罪に問われている別府警察署の元警察官の男は19日、大分地裁で開かれた初公判で起訴内容を全面的に認めました。

（八尋記者）「伊藤被告は長い前髪で目元が隠れ、表情を伺い知ることはできませんでしたが、裁判官の質問には淡々と答えていました」

窃盗などの罪に問われている別府警察署の元巡査、伊藤巧打被告（24）の初公判が19日開かれました。

起訴状によりますと伊藤被告は検視活動中に、亡くなった女性の部屋から鍵とキャッシュカードを盗んで現金200万円を引き出した窃盗などの罪に問われています。

19日の初公判で伊藤被告は「間違いありません」と起訴内容を全面的に認めました。

検察側は冒頭陳述で「伊藤被告は競艇などのギャンブルで金を使い果たし、知人や消費者金融から借金を重ねていた。亡くなった女性宅から持ち去った指輪などを売却して得た50万円のほか、金庫に保管していたキャッシュカードと暗証番号が書かれたメモを使って、盗んだ200万円は競艇の賭け金などに使い果たした」と指摘しました。

裁判は6月7日に結審する予定です。

(引用元：窃盗罪の元警察官 起訴内容認める 検察「盗んだ指輪は換金し200万円は競艇で使い果たした」と指摘 )